金魚水槽の黄ばみの原因は最終残留物のフミン酸対策方法は
綺麗な水で泳ぐ金魚は癒されますが、水替えしてすぐに水が黄ばむってことあります
折角水替えして又水替えなんて無理ですよね
水換えしてすぐに黄ばみだすのは物理濾過・生物濾過では取れない最終残留物のフミン酸が原因になります
このフミン酸を活性炭・ゼオライトなどで吸着させます
吸着濾過(科学濾過)をすることで綺麗なクリアーウォーターになります
黄ばみの原因
水槽内のコケや汚れが原因
水替えする時にガラス面を綺麗に掃除をしたり、砂利に汚れが溜まったまま水替えをされていませんか?
糞・アンモニアは生物濾過で濾過バクテリア(好気性バクテリア)によって亜硝酸⇒硝酸と無毒化されていきますが、生物濾過されたない有機物があります
それがフミン酸と呼ばれるものです
綺麗に洗われていない水槽や汚れが溜まった状態で水替えをすることで有機物が溜まった状態のままになります
そのために黄ばみがすぐに起こるというわけです
対策①水槽・設備を綺麗に掃除する
ガラス面の苔を綺麗に剥がす
砂利を洗う
滑りなど綺麗にする
汚いまま水替えすることで有機物が舞い上がりすぐに黄ばんだ水になります
砂利などは汚れが貯まりやすいので水が黄ばみやすいです
水替え時は水槽についた有機物をできるだけ綺麗に掃除したほうが、水を黄ばみさせにくくなります
対策②活性炭を利用する
生物濾過や物理濾過では黄ばみを取り除くことができません
黄ばみを活性炭で吸着させることが必要です
活性炭は約2週間で吸着しなくなりますので、随時交換が必要になります
最近では活性炭は安価なヤシ殻の活性炭なども販売されていますので、黄ばみ防止の観点から有効に吸着濾過(科学濾過)を行っていくことが大事です
なぜ、活性炭が黄ばみを吸着?
活性炭にはナノメートルという単位のストロー状の管があります
臭いや有害物質を閉じ込めてくれます
ただ、2週間ぐらいで吸着力がなくなるということを言われています
黄ばみを吸着する最善の方法は活性炭を定期的に交換することで解消します
https://osaka-ranchu.com/activated-carbon/
対策③殺菌灯を利用する
金魚水槽で殺菌灯を利用されている方は非常に少ないです
らんちゅう飼育や出雲なんきんなどの飼育に使われている方もいらしゃいます
高価なものが多いですが、大型水槽などの場合は殺菌灯は非常に有効です
すぐ青水になってしまうという場合も殺菌灯をつかうことで、アオコや有機物を分解します
バクテリアで黄ばみは取れる?
販売されているバクテリアを色々購入して試してみましたが、黄ばみを取るバクテリアは存在しないように思います
バクテリアは目に見えない菌になります
- ニトロソモナス属(アンモニア消化菌)
- ニトロバクタ―属(亜硝酸消化菌)
が水槽内で活躍して生物に害を及ぼすアンモニアや硝酸などを分解して無害化してくれますが、ピカピカの水を実現している愛好家の方は大施設や水替えによるものが大きいです
バクテリアで常にピカピカの水の実現は難しいようです
また、黄ばみ除去効果は感じれませんね
まとめ
濾過には生物濾過・物理濾過・科学濾過があります
すべてを利用することで綺麗な環境を保つことができます
科学濾過は現在では活性炭が安価で使いやすいですが、殺菌灯などを利用することでも黄ばみを取り除くことができます