大阪らんちゅうを大きく育てる
大きく育つ品種とそうでない品種があります
大阪らんちゅうは大きく育つ品種です(血統によってはそうでもないものもいます)
ただ、大きく育てるには飼育環境・餌・飼育方法が重要です
是非、20センチ前後の迫力ある大阪らんちゅうを飼育したい場合はやってみてください
飼育環境
水槽飼育では限界があるようです
らんちゅうのようにたたき池を用意する必要はありませんが、大型のトロ舟が必要です
大きさも必要ですが、深さが25㎝以上確保したいところです
浅い場合はあまり大きくならずに16㎝ぐらいになることが多いです
大阪らんちゅうは水質にあまり気を付けなくても、病気にならずに成長します
大阪らんちゅう愛好会の会長の池山五郎先生は毎日水替えをしていて、綺麗な水で飼育されていました
青水でも綺麗な水でもどちらでも飼育はいいようです
濾過器についてはあってもなくてもいいと思います
水が汚れたら水替えができる環境であれば、エアーレーションだけでもいいと思いますよ
餌
餌は日に何度か分けて与えることがいいようです
自動餌やり器などを利用してもいいので、食べきる量を分けて与えることがおすすめです
与える餌については、池山五郎先生はどんな餌でも構わないとおしゃっていました
特によく与えられていた餌はアユの養殖用の餌です
理由をお伺いすると非常に安価で栄養価が高いからと言われていました
飼育方法
池山五郎先生の場合は水替えを常にされていました
水替えを行うことで大きく育ちやすいようです
3日~7日には全部水替えを行うことがいいように思います
水質の変化を嫌う金魚の場合は全部の水替えをしない方がいい場合もあります
大阪らんちゅうの場合は水替えで弱ったりすることは経験がないぐらいに強い品種です
飼育数も少なくしてゆったりと飼育してみてください
風通しと雨水
金魚の飼育では風通しが重要です
風が通る場所に置いておくことで、水質が維持されやすいです
風通しが悪いと水質の悪化が早くなります
雨水は飼育池に入れないようにしたいです
雨水は急激な水質の変化を起こし、金魚に致命的な影響がかかります
私も雨水の流入で大阪らんちゅうを失ってしまいました
風とおしと雨水を防ぐには手間がかかりますが、対応したほうがいい飼育環境を作ることができます
さし水をする
前日から汲み置きしていた更水を飼育水に10%ほど入れてあげると、水があまり傷みにくくなります
また、新しい水が入ることで金魚の食欲が増していきます
さらに、新しい水で新陳代謝もよくなります
まとめ
大阪らんちゅうを大きく育てることで、横幅がかなりひろくなり大阪らんちゅうの迫力を感じることができます
大きく育てるには環境が一番大きいのではないかと思います
ゆったりと飼育すると大きく育てることができます