水作エイトとロカボーイの違いのまとめ
水作エイトは本格志向の方がよく利用されていますね
ロカボーイは家庭用・初心者が利用されている感じですかね
水作エイトもロカボーイも性能的にはあまり変わらないと思いますが、それぞれ使い勝手などが違う・好みによって使い分けられています
水作エイトとロカボーイの特徴についてまとめてみました
水作エイトとロカボーイの違い
濾過マットのシステムが違う
水作エイトは1982年に販売が始まり2015年には改良型の水作エイトコアを販売されています。
ロカボーイは2000年に販売をされていています
お互いがいいライバルで切磋琢磨してマイナーチェンジを繰り返しています
両者の一番の違いが濾過マットです
水作エイトの濾過マット
水作エイトの濾過マットは3層構造のウールが使われており、粗目・中目・細目のウールで水流の流れに影響しないように作られています
粗目・・・大きなゴミを取る
中目・・・緩やかな水流を実現
細目・・・好気バクテリアの住処
ロカボーイの濾過マット
ロカボーイはウールの中に活性炭が埋め込まれており、効率よく物理濾過と吸着濾過を行います
以前のウールは少し使うとフニャフニャになって、耐久性に問題を感じましたが最近は長く使えるようにしっかりとしています
カートリッジが着脱式(水作エイト)
それに比べて水作エイトはカートリッジで活性炭を交換できます
私の感想ですが、水作エイトの方がまだ使い勝手がいいと感じます
理由は利用者の好みに合わせて利用できるからです
カートリッジに入れている活性炭は2週間ぐらいしか有機物を吸着しません
その後、毎回交換するように別売りでカートリッジを販売されていますが、価格も高いのでカートリッジの中身だけ新しいものにするユーザーが多いようです
また、牡蠣殻などで水を浄化するというのは愛好家の中でもやっている方はおおいです
気泡を小さくしたい場合に少し改造しないといけませんが、いぶきのエアーストーンを利用することもできます
いぶきのエアーストーンはキング砥石株式会社が包丁砥の技術を使って目の細かい泡が出るセラミック製のエアーストーンです
マニアの中では特に人気のエアーストーンになります
関連記事:水作エイトコアのエアーストーン交換で気泡を細かくする方法
好みで水作エイト押しですが、能力は変わらないと思います
投げ込み式濾過の水作エイトとロカボーイの戦いは今後も続いていくことでしょう
歴史が違う
水作エイトは1982年から販売されていて、投げ込み式濾過では第一人者です
ロカボーイは18年後の2000年に販売されています
形が違う
水作エイトは8角形
ロカボーイは4角形
ロカボーイは水槽の隅っこに寄せておくことができます
水作株式会社より五味商事は商売上手!
ホームセンターでは断然ロカボーイが棚を独占しています
水作エイトは下段の一列に押し込められています
マニア・愛好家には人気の水作エイトはアクアリウム専門店では強いです
ロカボーイは水作エイトが販売された18年後に販売を始めています
水作エイトの模倣品と言われた所以でしょうね
会社のカラーも大きく違うようです
水作エイトの水作株式会社は濾過に拘った会社でジェィクスはアクアリウム全体を取り扱っている会社になります
拘り具合から言えば水作エイトかもしれませんね
商品のラインナップ
ロカボーイのサイズ | 水作エイトコアのサイズ |
---|---|
ロカボーイS | 水作エイトコアミニ |
ロカボーイM | 水作エイトコアS |
ロカボーイL | 水作エイトコアM |
水作エイトコアL | |
水作エイトフラワー | |
水作エイトジャンボ |
ロカボーイは売れ筋の商品に的を絞って販売されていますが、水作エイトはユーザーの細かいニーズに合わせて販売されています
そのため、コアなファンは水作エイトが人気があるようです
東京と大阪の販売戦略の違い
水作エイトのプロモーション
ロカボーイのプロモーション
まとめ
水作エイトとロカボーイは性能的にはほぼ変わらないと思います
立ち上がり・メンテンスなどもライバルがいるということで年々進化しています
どんな世界でも好敵手がいるということはいいことですね
今後も水作エイトとロカボーイの進化に目が離せませんね